入れ歯は、失った歯を補う治療方法で、残った健康な歯を削らず治療ができます。入れ歯には保険適用のものから自費で作るものまで色々な種類があります。またそれぞれに特徴があり、迷ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。当院では、保険の入れ歯に力を入れており、「よく噛める」「痛くない」「食事が楽しめる」といったご要望に応えらえるよう技工士と連携し、患者様一人ひとりに合わせた入れ歯づくりを心がけています。また定期的なメンテナンスを実施し、入れ歯の調整と、残った歯を守る治療を行います。
入れ歯の快適さは、生活の質を向上させます。初めて入れ歯を使う方も、既に入れ歯を使っている方で不安や悩みがある方も是非ご相談ください。
当院では初めて入れ歯を作る方、良い入れ歯を作って欲しいとお悩みの方に、まずは保険の入れ歯を提案しています。入れ歯そのものに慣れていないと、自費で作ったものでも快適に感じないこともあるため、まずは保険の入れ歯で「入れ歯そのものに慣れる・試してみる」ことをおすすめしています。
いきなり自費入れ歯にするのではなく一度保険の入れ歯を体験していただいた上で、保険入れ歯では難しい、更なる審美性や薄さなどを求めたくなった時は自費の入れ歯を作る、というようにステップを踏んでいただくことも可能です。うまく入れ歯が作れるかどうかは技術力によるので、保険の入れ歯をうまく作れなければ、自費の入れ歯も良いものできません。逆に言えば保険の入れ歯をうまく作れる歯科医院には、自費の入れ歯も安心して依頼ができます。
2011年3月 愛知学院大学歯学部 卒業
2011年4月 愛知学院大学附属病院 総合診療科
2012年 名古屋市医療法人にて勤務 副院長、分院長歴任
併設する審美、インプラントセンターにて経験を積む
2018年9月 退職
2018年10月 神奈川県の医療法人に勤務
2019年~ その後名古屋市内矯正専門歯科にて小児矯正を担当
2020年5月 開院
三児の父親です。休日は家族とお出かけし、外で身体を動かして遊ぶことです。
愛知学院大学歯学部口腔病理学講座 入局
日本臨床歯周病学会会員
日本口腔インプラント学会会員
日本口腔インプラント学会認定講習会修了
セレックベーシックコース修了
OSG矯正セミナー修了
月星CEセミナー修了
インビザラインドクター(米国アライン社認定)
日本アンチエイジング歯科学会 認定医
しっかりと噛むことは、歯はもちろん全身への健康に影響します。よく噛める入れ歯を作るためには入れ歯の形と歯茎をぴったりと合わせることが大切です。「入れ歯が合わない…」といった場合は、正確な型取りができておらず、舌や筋肉の動きなどがうまく入れ歯に反映されずに違和感が生じるためです。当院では違和感や痛みがないように、精密な型取り、患者様のお口にあった設計を行い、技工士と連携してこだわりの入れ歯を作っています。機能面で保険の入れ歯は心配というイメージがある方もいらっしゃるかもしれませんが、保険の入れ歯でも痛みがなく外れにくい、よく噛めるものを作ることが可能です。材料などに制約はありますが、ほとんどの状態に対応でき比較的容易に修理も可能です。
半年に1回作り直すことも可能で、定期的なメンテナンスで都度調整も行えます。安価でコストパフォーマンスに優れています。
1本〜数本歯を失った場合に、周囲の歯へ金属のバネ(クラスプ)をかけて固定する入れ歯です。
歯の代わりとなる「人工歯」と歯茎の上にのる「義歯床」はともにプラスチック(レジン)からできています。適用範囲が広く、ほとんどの状態に使用が可能です。また取り外しが簡単にできるため、お手入れもしやすいです。
すべての歯を失った場合に作成します。吸盤のように粘膜と入れ歯の吸着で固定します。人工歯・義歯床ともにプラスチック(レジン製)からできています。適用範囲が広く、ほとんどの状態に使用が可能です。また樹脂でできているため、落として破損した場合なども修復がしやすいです。
※下顎の重度歯槽骨吸収がある場合と、歯が無くなってから長期間入れ歯を使用していない方は、慣れるまでに時間を要する場合があります。
入れ歯治療では、入れ歯の調整や残った歯を健康に保つために、定期的なメンテナンスが必要になります。これまでメンテナンスは自費で行うものでしたが「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(以下 かかりつけ歯科医院)」に認定された歯医者では月に1度保険内でメンテナンスを受けることが可能です。この「かかりつけ歯科医院」は厚生労働省が平成28年に新設した制度で、虫歯や歯周病、口腔機能低下の重症化予防などを目的としており、当院も認定を受けた歯科医院です。かかりつけ歯科医院は2020年12月時点で全国15.1%の歯科医院のみ認定されています。
(愛知県保険医協会サイト参照: https://aichi-hkn.jp/member/210319-172402.html)
入れ歯を使っていると「慣れない」「違和感がある」といった問題が付け始めの頃に出来る方もいらっしゃいますが、メンテナンスをすることで徐々にお口にフィットし問題なく使用できるようになります。
保険入れ歯と毎月のメンテナンスをセットで行うことで、快適な入れ歯ライフに繋がります。
保険の入れ歯を使っていて「よく噛めるし満足しているけれど、人前で入れ歯だとわかってしまうのが恥ずかしい…」とお悩みの方には、話しやすさや見た目を重視した「おでかけデンチャー」をご提案しています。
お出かけデンチャーとは、日常生活では通常の保険入れ歯を使用し、お出かけの時にだけバネのないノンクラスプデンチャーという入れ歯に付け替える方法です。
ノンクラスプデンチャーはバネがないため見た目がよく、入れ歯だとわかりにくいです。しかし耐久性が他と比較して少し弱いため、お出かけ用として普段遣いの入れ歯と併用することをおすすめしています。